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結膜下(けつまくか)出血の意外な事実

今朝起きて顔を洗おうと鏡を見たらビックリ。
なんと右目だけ『ウサギか』と思うほど白目の部分が赤くなっていました。
コンタクトレンズをしているので、パソコン作業などで多少充血したことはあるものの、これはひどい、というかもはや充血ではなく血混じりの状態なのです。
見た目のグロさとは異なり、痛み、かゆみ、違和感などほぼなし。
さらに心当たりもないため、余計に動揺しました。

そういえば、2か月前の健診で眼圧が高めだと言われていました。
眼圧が高くなる病気などについて色々ねっとりで調べたところ緑内障というワードが。自覚症状がないまま視野狭窄が進み、最悪失明してしまうというサイレントキラー的な病気です。40代から徐々に増えていく病気らしいのですが、私はまだ30代前半。
何も症状はないけれど、『眼科に行って緑内障とか眼圧について詳しい検査をしなきゃ。でも面倒だな。』というのが正直なところでした。
このような感じで早2か月がすぎ、今朝に至ります。
このような右目の血混じりまなこは緑内障と無関係なのか、そわそわしてしまい起床から30分で眼科直行を決意しました。
自覚症状がなくても見た目のインパクトって大事ですね。
そして眼科でもろもろの検査をしました。

結論から言いますと、血まなこは結膜下出血(けつまくかしゅっけつ)と言い、鼻血のようなものだそうです。
力仕事とか外傷とか何か力が加わったときにも起こり得ますが、(あと女性なら生理とか)、何もなくても起こり得る出血だそうです。
後遺症で視力低下なども心配ないし、コンタクトも普通にしていいとのこと。
目薬とか飲み薬とかは処方されず、『温かいタオルとかであたためてー』とのこと。
私は『えー、急性の出血だし、あたためていいの?普通には冷やすでしょ。日焼けとかやけどとか、血を止めたいときとか、みんな冷やすじゃん。』と思ったのです。

実は私、元看護師でして少しばかり医療系の知識は持ち合わせております。
『だったら結膜下出血くらい調べて対処しなさい。』っと思われる方もいるかもしれませんが、学校では眼科や耳鼻科、皮膚科など、いわゆるメジャーではない診療科のことってあまり時間をさいて勉強しないのです。
実際に配属(就職)してから学ぶ感じです。
ちなみに私は消化器とか血液透析系の勤務のみでした。
話はそれましたが、こんな知識が邪魔しか出血に対してあたためるという治療方法は意表をつかれるものでした。
帰ってから早速タオルをレンジでチンしたものやら、ホット◯イマスクなどのお世話になりつつケアしてます。
早い人は1週間で治る人もいるようですが、中には2~3ヶ月かかる人もいるとか。
前者になりたいものです。

さて、もうひとつの問題の眼圧ですが、目に薬を入れて先生が検査した結果でも『正常上限(ギリギリセーフ)』でした。簡易検査ではギリギリアウトだったので、先生が追加で検査してくれたのです。
私の場合は視野狭窄や視神経の圧迫など起きていないので、現時点では緑内障ではなく『高眼圧症』という状態です。
経過観察をしていって、緑内障っぽい所見が出てくれば診断が変わる可能性があります。(それは考えたくありませんが)冬に眼圧が高く、夏に下がる傾向があると緑内障の可能性が高いそうです。
また、20代の若い人は眼圧が高い傾向にありますが、年と共に自然に下がっていくそうです。
こういったことから、冬一回の検査では診断できないのだそうです。
私は半年後再検査になりました。

高血圧症の人のように、何も自覚症状がなくても定期的に病院のお世話になるって少し厄介なものですよね。
しかも眼圧を下げる方法って、『減塩だー、運動だー』という感じで具合的なものがありません(ネット情報ですが)。
ですので、何もなすすべもなく『良くなってますよーに』と祈りながら半年を過ごすのみです。
拙い文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
kega_gantai_man