月別アーカイブ: 2022年10月

ぎっくり腰からの軽度のヘルニア、腰痛で命を落としかけた話

私は中学2年生で椎間板ヘルニアを発症したんですが、当時、吹奏楽部で打楽器を担当しており激しい運動をしていないにも関わらず腰痛に悩まされていました。

ある日、家の掃除をするために掃除機をかけていたのですが始めて10分くらい経って中腰の状態から起き上がろうとした瞬間、腰に激痛がが走りあまりの痛みだったため失神してその場で倒れてしまいました。

意識を失ってたぶん1分も経っていないと思うんですが、気が付くと横にあった窓ガラスが割れており、私は窓ガラスの破片の中倒れていました。どうやら倒れるときにガラスに頭から突っ込んだらしいのです。周りに助けてくれる大人もおらず痛みとパニックで怖かったのを今でも覚えています。

たかがぎっくり腰、されどぎっくり腰…。運が悪ければ大怪我どころか命を落としていたかもしれないと思うと本当に怖いです。

その日から寝ても起きても腰がズキズキ痛むし、足の小指に痺れも出てきて、数日後には足の小指の感覚がなくなってきてしまいそこで初めて病院に行きました。そこで先生に言われたのは「軽度のヘルニアですね。」ということと、腰痛体操という主に体感を鍛えるトレーニングを薦められました。当時、体育以外は体を動かすことをしていませんでした。

教えてもらった体操をしつつ保存療法で治していった結果、通院から1年ほどで症状は消え、今現在はたまに腰は痛くなりますが安静にしているとすぐ治りますし、ぎっくり腰にもなることなく8年ほど平穏な生活を送れています。

何より大事なのは腰に負担をかけないということだと思います。

重い物を持つときは腰を痛めないように慎重に持ち上げたり(傍から見たら変な態勢になっていると思います…)、中腰になる作業は絶対に、絶対に避けるようにします。中腰で長時間いるとすぐに痛みが再発してしまいます。

私の場合、どうしても中腰にならないといけない場合は5秒以内に態勢を戻し小休憩をとりつつ作業する感じです。

腰に気を付けながら生活するのはかなり苦労しますが、毎日腰のことを考えてばかりいると「あ、コレは危ないな」と反射的に判断できるようになります。また、思い切って家族に頼ったり、重い物だったら近くの男性に手伝ってもらうなどお願いをするのも一つの手かと思います。

これくらいならと無理をすると再発するので十分気を付けましょう。 痛みが引かない方はきちんと病院で診ていただいて適切な治療を受けてくださいね。