烏龍茶でダイエットに成功?もらったお茶を飲み続けていただけの簡単ダイエット

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これまでいくつかのダイエットに挑戦してきましたが、結果はどれも惨敗でした。
敗因ははやり結果を早く求めすぎるからなんだろう、とわかってはいるのですが、どうしても早急な変化を期待してしまうのです。
で、ちっとも痩せないよ!となり、すぐに挫折となるわけです。
そんな自分が10キロの減量に成功することができました。
そして1年たった今もリバウンドせずに維持しています。
きっかけは「烏龍茶ダイエット」でした。
ネットなどで調べてみると、烏龍茶ダイエットについての見解はかなり意見が分かれています。
効果があった人とそうでなかった人が両極端なんですが、これはどのダイエットでも同じかもしれません。
烏龍茶ダイエットをはじめたきっかけは、烏龍茶が山のようにあったからです。
ですので実際にはダイエットという意識はなく、このお茶を何とか消費せねば、という使命感からでした。
ここ2~3年、自分のまわりで台湾へ行く知人たちが相次ぎました。
台湾の魅力にハマった友人をはじめ、職場の同僚や仕事関係の出張など、自分のまわりで多くの人が台湾を訪れたのです。
そしてみんなお土産には必ずと言っていいほど烏龍茶を買ってきてくれるのです。
それまでは自宅でお茶を淹れて飲む、という習慣はほとんどありませんでした。
コーヒーはインスタントだし、飲み物と言えばペットボトルの水か炭酸飲料ばかりでした。
たまにティーパックで淹れたとしても、マグカップに直接入れだったので、ティーポットすら持っていませんでした。
ある時、台湾旅行から帰った友人から「すごく美味しい烏龍茶」をお土産にいただきました。
その烏龍茶がどうして「すごく美味しい烏龍茶」なのかは説明してもらったのですが、あまりにお茶に対しての知識がなさ過ぎたためによく覚えていません。
ただ「すごく美味しい烏龍茶」と言い切る友人の言葉の魔法にかけられて、じゃあ美味しく飲まなくちゃいけないな、と思いティーポットを購入したのです。
そして友人に教わった要領でお茶を淹れ飲んでみました。
が、何が美味しくて何がそうでないのか、そもそもお茶に何の興味もなかったので、まったくもってわかりません。
しかし、家にはこれまで台湾土産にいただいた烏龍茶がたくさんあります。
そこでこれらの消費を兼ねて、毎日違う烏龍茶を飲み比べてみることにしたのです。
すると徐々に味や香りの違いがわかるようになってきました。
ネットでお茶について調べていくうちに、烏龍茶は半発酵という製造方法から様々な種類のお茶ができることを知りました。
いただいた烏龍茶を見てみると、なるほどみんな違う種類の烏龍茶です。
そんな風にわかってくるとお茶の楽しみ方にも深みが出てくるというものです。
しかも1度淹れると何煎も飲むことができるので、冷茶にしたり、職場にもマイボトルで持って行くようになりました。
気が付くとあんなに大好きだった炭酸飲料を1ヶ月以上も飲まずに過ごしていました。
そう言えば最近お通じも良いし、食後にお腹がきつくてベルトを緩めることも無くなったしひょっとして痩せてたりして、と普段は洗面所のオブジェと化している体重計に冷やかし半分に乗ってみました。
すると、なんと2キロも痩せていたのです。
何にもしていないのに2キロも!うれしい衝撃とともに、頭に浮かんだのは烏龍茶のことでした。
烏龍茶を飲み始めてから、いちばんの変化と言えば炭酸飲料を飲まなくなったことです。
たぶんこれが大きな原因だったのではないかと思うのです。
人間とは単純なもので、2キロの減量がうれしくて俄然やる気に火が付きました。
それまで年に数えるほどしか乗らなかった体重計も、うれしさのあまり朝晩1日2回乗るようになり、さらにそれをカレンダーに記録することにしました。
運動が苦手な自分ですが、なるべく歩くように心掛けたり、それまでは社食で炭水化物てんこ盛りの昼食もお弁当に変えました。
お菓子、間食し放題でしたが、食べる日や時間帯を制限したりしているうちに、1年間で10キロ減量することができたのです。
もちろん今でもリバウンドなしです。
まわりからもどうして痩せたのかよく聞かれるのですが、今にして思うと特別に「○○ダイエット」みたいなことはしていないように思います。
ただ炭酸飲料の代わりに烏龍茶を飲んでいただけ、そしたらちょっと痩せることができて、うれしくなって毎日体重計に乗って記録するようになった。
記録すると体重が減っていくのが楽しくなって、ほかのこともほんのちょっとだけ気をつけるようなった、という感じです。
そんなことが重なって人生初のダイエットに成功したわけなのです。
あんなにたくさんあった烏龍茶は、この2年ほどで全て飲みきってしまいました。
最近は専門店やネットなどで購入していますが、自分も近いうちに本場の台湾へ必ず行ってみようと思っています。